社長ブログ

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工務店のあるべき姿とは?

2019年3月9日

先日工務店経営についての勉強会に参加してきました。これから家づくりを考えている方、リフォームをしようと考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

私の考えは工務店として年間完成棟数10~20頭前後の家づくりをしたいと思っています。それはなぜか? それは年間30棟~100棟くらいの棟数をやっている工務店だと、経営を継続していくことに一番リスクを負うそうです。運転資金が増大し資金繰りが大変になってくる事、現場管理(監理)が煩雑になりやすく細かなところに目が届かない事が目立つようになります。企業ですから赤字では当然倒産してしまいます。やはり適正価格という金額って大切なんです。

でも世の中には、その適正価格よりも断然安い価格を提示して仕事を取る業者も見受けられます。でも家づくりって車を買うのと違い特殊で大きな買い物なんです。前にも書かせてもらってますが、お施主様は見えない物を買うために契約をしてお金を払っているのですから、絶対失敗したくないとリスクを背負っているんです。

完成したら見られなくなる構造体や隠れてしまう部分って家を100年持たせるためには一番大切な部分です(コンクリート基礎も大事ですが)。ですから当社は完成したら見えなくなる構造体を見てもらおうと、お施主様の了解を得て工事途中で構造見学会を開催してますが、これがまた人気がないんです。笑笑 やはり「人間見た目が9割」といいますが、家も見た目が9割なのでしょうか?そうすると1割が構造体ということに・・・笑

ですから信頼のおけるハウスメーカーで家を建てるというお施主様もたくさんいると思います。でも実際に現場で汗水たらして働いている職人さんは同じひとが多いんです。同じ業者の職人さんが工務店の仕事をやったり、ハウスメーカーの仕事をやったり、はたまた地場の大手ビルダーの仕事をやったりさまざまです。

一般的にはハウスメーカーで建てた方が金額が高いといわれますが、ハウスメーカーで建てたときの金額の何パーセントが広告宣伝費や研究開発費に使われているかしっていますか? 知りたい方はご連絡ください。 笑

私はハウスメーカーで建てるのを否定しているわけではないですが、ハウスメーカーで建てれば、契約金額の中に前述の費用が(たくさんかも?)入っていると思ってください。

でも工務店もすべてが良い業者だとは言いません。建築業も年々性能(耐震・耐久・断熱)の良い家を建てていく時代になってきました。やはり勉強をしていない会社、率先して新しい取り組みを望まない工務店はいずれ淘汰されていくでしょう。それと急成長している工務店は要注意なのかもしれませんね。

弊社はお施主様との打ち合わせ、工事が始まっての現場管理はトコトン時間を費やしています。お施主様のいろいろな想いを家づくりに反映するには最初のプランニングと打ち合わせが最も重要になってきます。現実的には予算や間取り構造的な問題で100%の想いが反映されないときもありますが。

もう一つは、現場管理の徹底です。1週間に1回しか現場に行かない建築会社なんてたくさんいると思います。現場監督をしているのに専門知識をあまり知らない社員さんもたくさんいます。専門知識を知らないと職人さん任せになり、職人さんも「あの監督知識がないから適当にやっとけばいいや」なんて事になるかもしれません。そうなると現場は職人主導の家になり、現場監督は監督ではなくただの段取り屋さんになってしまいます。

でもやっぱり一番大事なのは、その工務店の社長が家づくりをどう考えているか、その考えが社員にちゃんと伝わっているかに尽きると思います。

もし家づくりを始めようとしている方いましたら、まず経営者の家づくりに対する考え方をいろんな会社からお聞きすることをお勧めします。