家づくりに役立つコラム

サンエム建設の写真

社長あいさつ

2017年1月24日

当社のホームページをご覧いただいてありがとうございます。
サンエム建設の大山 剛人と申します。
サンエム建設は埼玉県ふじみ野市を中心に、主に注文住宅の建築工事を行っております。

私の生い立ち

ちょっとここで私の変わった生い立ちを少しだけ書かせていただきます。
私は、九州は佐賀県鳥栖市という町の生まれです。
私は父親の仕事の関係で、小さい頃から頻繁に転校を繰り返し、小学校から中学校の9年間で6回の転校をして、北は北海道、南は九州まで移動していました。 まさに全国区です。
小、中学校9年間の1校あたりの在学期間は平均1.5年なんです。
そんな中、埼玉県内の高校を卒業し東京の大学の建築学科に進学、そして卒業。

利益最優先の大手企業

当時、私が大学を卒業して就職した時代は就職難の頃で、今と同じ様に希望の会社へ就職出来たのはほんの一握りの人達でした。
そんな時代の中、埼玉県内の大手ビルダーに就職、現場監督として木造注文住宅の管理を任されました。
私が入社した当時は就職難でしたが、入社した会社の部署はけっこう忙しく、3か月もするとほぼ一人前に扱われ、注文住宅の現場を2,3件担当させられたのです。1年もすると完全な一人前としてみなされ、私一人で一年間に46棟もの注文住宅を引き渡したことを覚えています。46棟って一言で言ってしまえば簡単ですが、ほぼ1週間に1棟のペースで工事が始まり、引き渡しをするという超ハードな工事管理をさせられていたのです。

毎日家へ帰るのは午前様、休みなんて2ヶ月に1回あれば良い方、とにかく予定の期日までに完成させる事しか頭にありませんでした。そんな工事管理をしていたのですから、お客様目線にたった仕事なんてできるわけありません。しっかりした工事監理なんてできるわけがありません。現場を巡回しても大工さんの御用聞きになってしまい、「???の材料はいつ入れればいいかな?」なんて感じで、現場監督ではなく段取り屋になってしまったのです。

本来の現場監督の仕事である、図面を見ながら図面通りに材料を使っているか?
図面通りに金物は取り付けてあるか?耐震に必要な耐力壁は図面通りになっているか?なんて確認する時間なんてまったくありません。
現場で実際働く職人さんについて言えば、忙しい時にはその場しのぎで、全然技量もわからない初めて会う大工さんに現場の工事を頼んで、お客様から完成時に
「おたくの会社はこの程度なの!何なのこれは、子供の夏休みの工作じゃないんだから・・・」と激怒される始末。 こんな状態の現場の管理ですから、・・・・・・・

こんな工事監理なので当然お客様との間でトラブルが発生することがあります。明らかに現場で働いている職人の施工の仕方が悪い時があっても、会社組織というものは、会社の不利益になることは!ひたすら隠そうとします。 大きな会社ってみんなそうなのでしょうか?

ですから、お施主様が、引渡し時には自分たち家づくりへの想いが最高潮になるべきものが、すでに熱い情熱が冷めてしまっているのです。入居してからも家づくりstoryはまだまだ続くのにここで終わってしまっているのです。
私は引き渡し時のお施主様の顔を見ていると、そう思わざる得ない気持ちでした。

お客様が大金を出して、一生に一度の「家づくり」をどんな気持ちで取り組んでいるのだろうと考えた時、今、私のこなしている仕事は心底お客様に喜んでいただける仕事なのか? お客様が本当に望んでいる「家づくり」って、もっと別のところにあるのではないか? そして想い描いた家づくりを、より良いものにするためにアドバイスをするのが私たちの役目ではないかと。

会社設立

そして私は決心をしました。自分で施工会社をつくり、お客様目線の仕事をしていこうと。
そして入社から20年後に退社し、サンエム建設が誕生しました。

下請け工務店からのスタート

小さな仕事をコツコツとこなしていくうちに、あるご縁で不動産屋の社長様からお仕事をいただく様になり、分譲住宅の工事を請け負う様になりました。
仕事は次から次へと入って来る様になり、仕事の受注には事欠かなくなりました。
「やっと、望んでいた家づくりのお手伝いができる」と、毎日必死になって働きました。
でも、何か違っていたんです。
私の求めているものと違っていたのです。

分譲住宅というのは、土地含めての販売価格になるので、金額もそこそこの販売価格になります。そのため建物をいかに安く造るかで、売れるかどうかが決まってきます。
ですから、買って住む人の事など、どうでもいいのです。見栄え良く造れば、隠された部分はどうでも良いのです。
節だらけでびしょびしょに濡れた劣悪の材木であろうが、どこかの現場で余った様な錆びた金物であろうが・・・・・。
元請の現場監督が現場に来るのは2週間に1回程度、現場を巡回する時間もありません。家の出来具合は全て職人任せでした。

私はそんな現実を直視した時、自分に情けなく、大金を出して家づくりをしているお客様に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

私は、また一から出直しました。分譲住宅の仕事が全てなくなりましたが、お客様に劣悪な住宅を提供するぐらいならやらないほうがましだと・・・。

今思えばこれで良かったのだと思います。このまま分譲住宅の建築を請け負っていたら、20年程度しかもたない不良住宅をまだまだ量産していたのかもしれません。
でも、まだまだ低価格で見た目だけの住宅は造られています。造る側の売上主義、もうけ主義によって安かろう悪かろうの住宅が造られています。

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