家づくりに役立つコラム

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健康素材・自然素材とは?

2017年2月22日

日本は国土の70%が森林であると言われています。意外と多いことに気づくと思います。そして太古の時代から木に慣れ親しみ、生活の一部として色々な事に使われてきました。
昔は木を床や壁、天井の材料に使って、知らないうちに調湿や断熱、抗菌をしていたのです。
そして木を使った生活をしていると、匂い・質感を本能的に感じ、精神面でも人間に安らぎや心地よさをもたらしてくれます。これが心の健康となっていくのです。

木は自然のエアコン、木は自然の断熱材、木は自然の空気清浄機

 

家を建てる時はどんな違いがあるの?


建設中の様子

木材の種類

無垢材の種類や特徴、使い方、価格帯(コストパフォーマンス)など

家づくりに使われる木と言えば、代表的なものは、日本で採れるものとしてヒノキ、スギ、マツ、ヒバ等があります。その他に外国からの輸入材として、米松、米栂、パイン、レッドシダー、スプルース等々、使用用途により、いろいろな樹種があります。
下記に主な樹種と特徴コストパフォーマンス等を書きました。

ヒノキ:

シロアリに強い、昔から構造材として使用されている、木目が綺麗なので内装仕上げ材としても使われる。やや高めであるが、産地により価格が違う(木曾桧や紀州桧などがブランドになっています)

スギ:

ややシロアリに強い昔から構造材として使用されている、木目が綺麗なので内装仕上げ材としても使われる。比較的安価なので、昔から床や天井材として使われていた。産地により価格が違う(秋田杉、吉野杉はブランドになっています)

ヒバ:

シロアリに非常に強く、木に含まれる成分がアトピー性皮膚炎に有効であると言われている。主に土台や柱の構造材として使用されている。内装仕上げ材としても使用されることもある。高価である。産地により価格が違う(青森ヒバはブランドになっています)

米松:

輸入材、強度があり、主に土台、柱、梁等に使われている。安価である

米栂:

輸入材 強度はあるが、シロアリに弱いためシロアリ駆除が必要。駆除剤の液中につけて木の中に浸透させるため、あとでその薬剤が徐々に気化し室内へ拡散する可能性があるので、体への影響は無視できない。安価である。

パイン(欧州赤松):

シロアリに弱い、やわらかく木目が綺麗なので、内装仕上げ材、内装ドア、家具等に使われている。安価である。

スプルース:

シロアリに弱い、やわらかく木目が綺麗なので、内装仕上げ材、内装ドア、家具に使われている。安価である。でも、なぜかツーバイフォーの構造骨組みにも使われている

内装・外装の建材

外装材については、特に大きく変わる素材はありませんが、内装材についていえば、建売住宅の壁や天井の仕上げ材は、ほとんどが安価なビニールクロス貼り、室内の木製ドアはもはや木ではなく、紙を圧縮した素材の周りに、表面に木目が印刷されたシートを張っています。床は工場生産により大量に造られ、ベニヤの表面に印刷された安価なフローリングが主流であると思われます。

でも残念なことに、これらの材料、製品には100%接着剤が使われているという現実です。接着剤は木と木等を張り合わせたりする事に使用されていますが、成分によっては水や水分に弱いという性質の接着剤もありますし、そのような接着剤を使用している建築材料は、長い間には接着効果が薄れ、数年後には木と木が剝がれてしまう事も起こりうるのです。また接着剤の成分が人体に悪影響があると言われています。
弊社は、全居室のフローリングは無垢材で、自然塗料で塗られた素材を使っていますし、LDKの壁は調湿性があり、空気中の有害物質を吸収・分解してくれる漆喰を使用しています。

しかしメリットばかりではありません。無垢の床材は湿度により伸び縮み、反りやねじれがあるので、十分注意して床貼をしなければなりませんし、漆喰壁などは、まれにヒビが入る場合があるので、ヒビが気になるような方には不向きです。

工法の違い

家を建てる時には、建物の構造の種類というものがあり、大きく分けて在来木軸工法、2×4(ツーバイ―フォー)工法、プレハブ工法に分かれます。

在来木軸工法:

日本古来の構造方法で、柱と梁(横材として使用)を組み合わせて造る工法です。
地震時の大きな揺れで倒壊しないように、筋違い(斜め材)を取り付けるのがポイントです。設計プランの自由度は大きいですが、長年経験を積み上げてきた匠の技が必要となります。

2×4工法:

アメリカやカナダから来た工法で、在来木軸工法が柱と梁で建物の重量を支えるのに対して、壁で支える工法。地震には強いと言われています。
壁で重量を支える為、壁・窓の位置や大きさに制限があり、自由度があまりなく、匠の技が生かせる部分があまりありません。

プレハブ工法:

ある程度の材料を工場で製作し現場に搬入するため、現場の工期は少なくて住みますが、工事中の変更ができず、特殊な工事になると高額になります。大工の匠の技が生かせる部分がほとんどありません。逆に必要としないので熟練工でなくても造ることが出来てしまうという利点もあります。この工法はさらに、木質系、鉄骨系、コンクリート系の種類に分かれます。

住み初めてから感じる違いはある?


入居後

機能性、快適性の違い

在来木軸工法:今から20年程前は、地震に弱く断熱性能も劣ると言われていましたが、現在では、耐震技術が飛躍的に伸び、在来木軸工法とプレハブ工法の中間的な建物も造られています。耐震構造のみならず制震構造、免震構造も取り入れることが容易になりました。他の工法に勝るとも劣らない工法に進化しています。

※実際40年ぐらい前は国の耐震基準が低かったため、その頃建てられた家が、大地震で倒壊したなどの被害が多かったという事が、在来木軸工法は地震に弱いと言われるようになったウソが出回った。

また在来木軸工法は、プランの自由度、仕上げ材料の自由度が大きいので、細かなニーズに対応できる点は大きいです。

2×4工法:アメリカの砂漠地帯で生まれた工法ですので、基本的に乾燥した土壌という事があげられます。夏に湿気の多い日本の気候と比べると違いが出てきます。ただ、在来木軸工法とは違い、現在は無垢の木や自然素材を使った仕上げはほとんどなく、基本的には壁紙を貼って仕上げる工法になります。

住んでみてわかる違い(集成材、化学製品などとの違い)

無垢の木や自然素材を使った家に住んでみると、はっきり違う事があります。それは匂いや空気感です。弊社で建築してお引渡しをしたお客様からも、5年たった今でも友達が遊びに来ると『木の匂いがして、なんとなく空気がサラッとしてる感じで、すごく気持ちいいわね!』と言われ、とても嬉しくなったそうです。実際住んでいるお客様も、入居した時ほどではないけれども、時々木の匂いや気持ちよさを感じる事があるそうです。

この心地よい感覚は、化学物質を吸着する作用のある漆喰と無垢の木の匂いの相乗効果によるものと言われています。

断熱性などはどうなのか?

断熱性においても、無垢のフローリングの方が接着剤バリバリの合板フローリングより床体感温度が2~3℃程度暖かいと言われています。実際寒い時期にそれぞれのフローリングに素足で乗ってみると違いがはっきり判ります。
合板フローリングは、接着剤を塗り機械で圧縮しながらベニヤを何層にも重ね合わせているので、木の繊維というものがなく、フローリング材の中に細かい空気層が出来ないため冷たいのです。
一方無垢のフローリングは、木の特性である木の繊維の中に細かい空気層があるので、その空気層が断熱材の役目をしているから冷たくならないのです。

住宅の寿命、耐震性

強度などの違い特徴(集成材、化学製品などとの違い)

最近は、在来木軸工法に使用する構造材(土台、柱、梁)も、接着剤で張り合わせた集成材に取って代わるようになって来ました。安価で反りやねじれがないので使いやすい事が要因だと思われます。しかし弊社はヒノキの無垢材にこだわって使っています。それはなぜか?それは耐久性の違いです。

ヒノキはシロアリに強いことは前に述べましたが、耐久性もあり、大昔から社寺建築の構造躯体にはヒノキ等が使われてきました。あの有名な法隆寺もヒノキが使われ、1200年以上もの月日が流れても、立派な姿を私たちの前に現しています。使い方によっては1000年以上もつと言われています。

一方集成材はというと、強度的には無垢の木より優れていると言われていますが、それは木の強度というよりも接着剤の接着力によるものです。経年変化により接着力が低下してくれば、集成材自体の強度も落ちてきますし、衝撃に弱いというという事があげられます。

構造体に集成材を使う場合は、十分注意をして使用することをお勧めします。なぜなら構造躯体の集成材に万一接着不良があっても、簡単には取り換えがきかない部位だからです。

自然素材でつくる住宅デザイン


住む人のためのデザインと機能設計

私たちが今まで造り上げてきた家は、長持ちする家、地震に強い家、断熱性能の良い家、家族が健康でいられる家を、自信をもって提供してきました。でもこれからは、+α自分styleの家、+α趣味を楽しむ家、+α家族とゆっくり休息できる家が求められる時代になっています。自分達だけの『暮らしが楽しい家』、それは、性能、快適性はもちろんの事、デザイン性も重視するポイトの一つであると思います。

私たちは、ユーザー様の一つ一つのこだわりを大切にしながら、デザイン性でも今までの経験を生かして外観から内装までトータルにコーディネートする会社です。

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