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家づくりコラム
2021.07.09

土砂災害特別警戒区域とは?

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

先ごろ熱海は、豪雨による土石流で甚大な被害が出てしまい、死者や行方不明者が出て痛ましい事故となってしましました。

国は土砂災害によ被害が想定される地域に、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)という区域を設けています。

土砂災害警戒区域: 住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域 で、災害発生の恐れのある区域を明確にし、避難体制の整備を行う区域(イエローゾーン)

土砂災害特別警戒区域: 住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域 で、開発の制限や建物の構造の規制を行っている区域。(レッドゾーン)

洪水は、大雨による川の氾濫があるので平野部(特に河川の近く)に多く、土砂崩れのような災害は山間部に多く集中しています。

なんだかレッドゾーンなんて指定されると、そんなところに住んでいるのは危険と隣り合わせで生活しているようなものです。昔からの自然の地形や水の通り道を無視した場所に新興住宅地を造成し、どんどん建物を建築してしまったツケが回ってきているのかもしれません。そんな地域にどんな頑丈な家を造っても、想像を絶する自然の力には到底かないません。

山からの水の流れ道にたくさんの住宅が立ち並ぶ

現在住まわれている場所、これから家づくりを予定している場所のハザードマップは以下のホームページより確認できます。

https://disaportal.gsi.go.jp/

上記リンクをクリック後、「重ねるハザードマップ」内の「場所を入力欄」に住所を入力すると、調べたい場所の災害情報の様子が地図上に出てきます。

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