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家づくりコラム
2023.04.16

ツーアクション窓とは?

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

最近、ツーアクション窓というものが出回るようになりました。

どんな機能の窓かと言うと、1組の窓の開閉方式が2パターンあるという窓です。メーカーで出しているのが、縦辷り窓と横滑り窓を合わせたような窓ですが、今までの窓にはなかった方式が採用されています。

それはどちらの開閉方式も内側(室内側)に開くと言うのが特徴です(写真)。一見縦辷り窓みたいに見えますが、内側(室内側)に開く窓になっており、今までの窓とは真逆の考え方です。

閉まっている状態は縦辷り窓のような感じ
開き窓の内開きタイプのような感じ① 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス仕様
ちょっと変わった開き方です②  樹脂サッシLow-Eトリプルガラス仕様

日本のような温暖な雨の多い気候を考えると、雨仕舞の関係で引き違い窓以外は外開きが基本でしたが、内開きという方式が出回るようになりました。雨仕舞の性能も技術的にも進歩しているんですね。

この窓の良い点は、

窓の外側(外部)面が掃除できる、夏の暑い日差しを遮蔽するアウターシェード(外付用ロールスクリーン)が付けられるという点です。

また悪い点は、

開けたときに室内側に出っ張るので狭い部屋(空間)には不向き、まだまだ採用件数が少ないので高価な点が挙げられます。

今後このようなサッシが市場に出回って多くなってくるかもしれません。

それにしても樹脂サッシトリプルガラスは、頑丈なイメージそのものです。

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