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家づくりコラム
2015.07.19

家の工事費ってどんなもの?1

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

家を建てるのにどれだけの費用が掛かるのか?家造りを検討中の方には、最も単純な疑問です。工事の見積書を見てもわかりにくく、まして個別見積もり(柱1本から見積もりに計上して細かな明細書を付けたもの)になると、何が書いてあるのかさっぱりわからない、各社の見積書を並べても、どこを比べればよいのかわかりにくいものです。住宅工事の内訳について、少し整理してまとめてみました。 【坪単価の不思議】 「ところで、いくらぐらいで建つの?」 住まいづくりの検討を始めるにしても、又具体的に話を進めていくうちにも、この疑問は常についてまわります。その意味では、最も基本的な疑問の一つです。 実は答える側の建築会社も、どのように答えて良いのか迷ってしまうのです。少しでもお客様に分かりやすくこたえたいと思っているのですが、おおよそのメドで懸命に答えても、不確定な要素がどうしても残ってしまうのです。 一番確実なのは建築費の総額ですが、様々な条件によって変動するので、明確に答えるためは、時間がかかります。もっとも簡単な表現としては坪単価が使われることも多いのですが、むしろ誤解をまねきやすいものです。 それでも国土交通省の住宅着工統計から、日本で建てられている住宅の、平均的な坪単価を知ることはできます。平成21年、22年のデータでは、およそ56万円です。これが木造住宅では約52万円となります。 しかしこのデータの中には、半数以上に貸家の数値が含まれています。。一般的には貸家の方が安く建てられていますので、注文住宅で考えれば坪単価は約60万円ほどが一つの目安といえると思います。この中には2~3割ほど割高な大手ハウスメーカーの家が含まれますが、全対数の中では、10%強と少ないので影響はなく、坪60万円程度が目安となります。 実はこの坪単価、個人の住宅に具体的に当てはめた時には扱いにくい部分があります。それは変動する要素が多くあるからです。 【坪単価は目安になるの?】 坪単価が変動する最も単純な例は、建物の面積によって変わります。何坪の家を建てても、キッチンや浴室などの水周り設備は必要です。仮にこれらのセットに200万円かかったとすると、25坪の家では坪8万円に対し、50坪の家では坪4万円です。これだけで4万円もの差が発生します。小さな家ほど坪単価は高くなりやすいです。 また建物の形によっても坪単価は変わります。たとえば、4間×5間(1間は182cm)で20坪の家と、10間×2間の同じ20坪でも細長い家では、工事する壁の長さが違います。前者は18間分の壁の量に対して、後者の細長い家では24間分の壁が必要になります。壁だけでも3割以上余分に工事費がかかります。 house koujihi 1.jpg また四角い建物に対して角が欠けた建物では、床面積は小さくなりますが、外壁の長さや面積は全く変わりません。工事をする面積と床面積が違うので、結局小さい家や凸凹の多い家は坪単価が高くなってしまうのです。 さらに、平屋建てと2階建てでも同じことです。40坪の平屋と2階建てでは、同じ床面積でも平屋では40坪分の基礎と屋根が必要で、総2階建の家であれば、半分の20坪分の基礎と屋根の面積になります。 先に示した坪単価の目安としての坪60万円というのは、国全体で建てられている1500万坪もの住宅の面積と予定金額の平均から計算したものです。当然注文住宅の場合は、各工務店の使用材料、施工方法により坪単価も大きく変ることを前提にしたうえで判断しなければなりません。

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