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家づくりコラム
2017.02.21

結露しない家

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

結露

日本の気候の特徴は、夏は高温多湿、冬は寒さが厳しく室内結露という現象が発生し、毎年悩まされます。
結露というのは、一般的に冬に起こります。

室内の空気は温度によって含むことが出来る水蒸気の量が異なり、暖かい空気ほど多くの水蒸気を含むことが出来ます。

冬季は暖房で温められて水蒸気をたっぷり含んだ空気が、壁や窓の近くで冷やされて空気の温度が下がり、空気中にとどまっていることが出来なくなった水蒸気が、水滴となって表れるようになるのが結露です。

特に冬は室温を上げようとするために加湿を使う方もいますし、石油ストーブやガスストーブからは燃焼時に水蒸気を発生しますので室内湿度が上昇していきます。

室内の結露(表面結露)を発生すると、カビやダニの発生原因になり、壁や天井の表面に現れてきます。

また壁の中で結露が発生すると壁体内結露(内部結露)という厄介な状態になってきます。壁体内結露を発生すると、壁の中の木や断熱材がビショビショになり、柱や土台を腐らせる原因になります。

でも、これが結露しない家が造れるとしたらどうでしょう?

超快適な暮らしが遅れるのではないでしょうか。結露しないという事はカビやダニの発生もない、喘息やアレルギーの方も安心して暮らせる。

室内湿度を自然に調節してくれる家、そんな家づくりが可能になるのではないでしょうか。

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