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家づくりコラム
2018.06.10

断熱性能は素材の性能よりも施工する腕が大事

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

最近はゼロエネルギー住宅と言う断熱性能のよい家を造る事が多くなりました。断熱性能のよい家は、もちろん断熱材の性能、窓や開口部の断熱性能、気密性能、どれも重要な項目で断熱性能値に大きく影響してきます。 当社では、断熱材も断熱性能プラス調湿(室内空間の湿気を調節)性能のある断熱材を使う事が多くなりました。 新聞古紙をリサイクルしたセルロースファイバーなる断熱材は、調湿作用はもちろんですが、防音室の壁の中にも入れる素材で、防音効果もある断熱材として少しづつですが普及してきています。 室内側の壁面に専用シートを張り、壁の中に綿状になったセルロースファイバーを隙間なく吹込みますので、壁の中はセルロースファイバーでパンパンになります。 大多数の人は、断熱性能の良い断熱材を使用すれば、それなりの性能値の高い数値が出ることはわかります。これは当然のことです。ついつい素材性能の数値に目が行きがちです。 しかし問題は、施工者側の技術(腕)の問題です。いくら性能値の高い素材を使用しても技術が低ければ性能の効果が半減してしまいます。 昨今、気密性能C値がいくつだとか、外皮平均熱貫流率UA値がいくつだとか、数値を競い合っているハウスメーカー、ビルダーがあまりにも多いことです。 もちろん断熱性能の良い素材を使って、断熱性能を上げることは当然の事なんですが、そこよりももっと大事なことは、しっかりとした施工技術を身に着けた信頼できるところにお願いすることなのではないかと思います。 素材の断熱性能値は年々上がって新しい素材が毎年のように出てきてますが、施工技術が上がらなかったら、何を使っても同じですよね。  

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