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家づくりコラム
2019.08.10

フルリフォームを手掛けて気づいた事

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

先日、内外装フルリフォームをお手伝いさせていただいて、新築同様の家に仕上がりました。このお宅は築45年以上?という事でした。 その工事を手掛けたときに気付いたことを何点か書いています。   ①浴室を壊したときに、浴室周りの土台がほぼなかった事。 昔の浴室はユニットバスの普及がしておらず、現場でタイル職人が床や壁にタイルを貼っていく施工方法がほとんどでした。床や壁の防水施工も特殊な防水をしているわけではなく、タイル職人にお任せの時代でした。築35年以上たっている家は、浴室周りの土台、柱は湿気の影響で何らかの損傷を受けている可能性が大きいといえます。(という事は構造強度的にも影響してきますね)   ②断熱材がまったく入っていない事 正直、床・壁・天井に断熱材が入っていなくて今まで生活をしていたという事は、結構我慢して夏の暑さや、冬の寒さに耐えていたのかな?と想像できます。実は家を建てる時のもとになる法律(建築基準法)には、断熱材の規定は書かれていないんです。   ③開口部(窓)が多いので風通しはいいが、筋違い不足 昔の家はとにかく窓や室内のドア、引き戸が多いのが特徴、確かに気候のよい、春や秋に窓を開けて風を通すには良いですが、夏は室内温度が上昇して冬は室内温度が外に逃げていくため、エアコンがフル回転という状態。 そして窓や室内建具が多いため耐震壁になる筋違いの数が不足、築40年以上経っていると当時建てた家はほぼ全部が建築基準法の基準に達していない。昔は和室の仕上げが多かった関係で、筋違いの太さ(厚み)も3cmの材料がほとんどでした。   ④1階床下が土のままなので湿気が上がってくる事 今でこそ1階床下にはコンクリートを打ったり、ベタ基礎にして湿気が上がってこないようにしていますが、昔は1階床下にコンクリート流し込むことは一般的にはせず、土が見える状態だったので、湿気が上がって来てフローリングが駄目になってしまうという現象も見受けられます。 床下の土の高さが屋外の土の高さよりも高い場合はそれほど心配はいりませんが、低い場合は大雨の時庭にたまった雨がコンクリート基礎を通り越して内側に浸透してくるため、床下がジメジメしている場合もあります。『床下の土の高さは屋外の土の高さよりも高いのが鉄則』です。 ※昔建てた家は、屋外の土よりも床下の土の方が低い家があるようです。 ⑤リフォーム価格を抑えるために既存外壁の上からまた外壁を貼る事 45年以上前の建物の基礎はコンクリートの中に鉄筋は入っていません。ですのでリフォームをして現状の壁以上に重くなるような施工をすると、現状の基礎により建物重量がかかり、コンクリート基礎に亀裂が入ったりすることが考えられます。でも実際は既存の外壁の上にサイディング等を貼り仕上げていきます。建物重量は重くなりますが既存外壁の撤去工事がないので工事費は安くなります。      

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