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高気密&高断熱
2023.11.20

【パッシブデザインふじみ野】基礎編3

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

基礎工事でポイントになるのが、コンクリート基礎と土台(ヒノキ)の緊結をするアンカーボルトやホールダウンアンカーボルトです。地震時にコンクリート基礎にがっちり固定することにより、場所により柱や土台に引抜き力が発生します。その力に耐えるためにアンカーボルトがコンクリートに埋め込まれていますが、通常は基礎の立ち上がりコンクリートを打ち込む前にセットしておくことが前提ですが、まだまだ一部の施工業者の方は、コンクリートを打ち込んだ後にアンカーボルトや、ホールダウンアンカーボルトをセットしていると聞きます。

アンカーボルトの高さは、1本1本レベリングの機械で高さを確認します

その場合、セットする人の感覚に頼るわけですが、アンカーボルトの高さがまちまちだったり、設置する場所がずれていたり、設置しなければいけないところになかったり、という状態になってしまいます。昔はこのような施工がまかり通っていたという事もありますが、いまだにほんの一部の施工業者にはあるようです。

コンクリート打設後にアンカーセットすることを、水を張った田んぼに苗を植えることに似ていることから、「田植え」と言います。

田植えはNG!

田植えをすると、場合によってはアンカーボルトへのコンクリートの密着性が悪くなり、引抜き力に耐える力が低下するような事も考えられますし、中にある鉄筋が邪魔して、正確な位置にセットできないなんて事も発生します。

やはり、コンクリート基礎の施工は、各材料(アンカーボルト、生コンクリート等)が最大限の耐力が発揮できるような施工方法が望ましいですね。

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