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家づくりコラム
2017.02.21

温かい家づくりのために気密測定を全棟実施

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

これからの家づくりに欠かせないものは、断熱性能の良い家が求められてきます。
高性能の断熱材や高性能のアルミサッシや樹脂サッシを使った家が増えてくることでしょう。

しかし、いくら高性能の断熱材やサッシを使っても隙間だらけの家づくりでは、せっかくの高性能の製品を使っても効果が半減してしまいます。

断熱性能の良い家とは、壁や窓からの熱の流入や流出を少なくするだけでなく、隙間からの空気の流入や流出を抑えることが必要になってきます。

冬季の気候を考えた場合、家全体の隙間の面積が多いと隙間から冷たい風が室内に流入することにより温かい空気は上昇し、天井付近に溜まります。ですからいくら暖房をしても足元は常に寒い状態になってしまうのです。夏は隙間から冷気が外へ逃げてしまうため、エアコンが一日中フル回転という状態になってしまいます。

弊社では完成時にこの隙間の面積がどのくらいあるか全棟測定をしています。
隙間の面積の大小を評価する数値としてC 値(相当隙間面積)というものがありますが、C 値=1.0 未満であれば『高気密住宅』と公言しても差し支えない住宅です。このC値は0.6程度までであれば、それほど特別な素材を使わなくても特別な施工方法をしなくても出来てしまうんです。C値=0.6というと家中の隙間を寄せ集め、その合計が約6㎝×6㎝の大きさの隙間という事です。

隙間の大小は実際現場で施工をする大工及びほかの職人の腕によるところが大きいので、信頼できる工務店・建築会社で建てる事をお勧めします。

気密測定
気密測定風景

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