Blogブログ

注文住宅
2019.02.11

川越市現場見学会 構造編 開催!

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

2/10は川越市T様の家づくりの工事中の現場、構造躯体の見学会を開催しました。 今回は予約制で行ったので数組のご来場者の方に来ていただきましたが、以前であれば見学会用のチラシを作り新聞折り込みで告知をしていましたが、構造見学会の場合は正直言ってほとんど反応がなく、数組ご来場してもらえれば良い方でした。やはり構造見学会は人気がないというか、仕上がってしまうと見えなくなる部分はほとんどの方は興味がないようです。「人は見た目が9割」っていう本も出ていますが、やはり関心はそこに行ってしまうのでしょうか? 先日ニュースで超有名メーカーのアパートの建築基準法違反の施工が大きく取り上げられていましたが、仕上がって見えなくなるところに手抜き工事をしていたことが発覚し、火災が発生した時の避難時間や逃げ遅れにも関係してくる防火上の大問題になっていました。 建築用語で界壁という壁があるのですが、これは各戸の住居間(お隣さんとの間にある間仕切壁)の壁が天井裏は屋根のすぐ下まで伸びてなければいけないのに、全然ない建物が多数あったということです。建築関係に携わっている設計者や技術者はこんなことは当然知っていることで(技術者であれば100%知っています)、意図的に施工をしなかったとしか思えません。それが工期を縮めるためなのかコストを下げる為なのかはわかりません。そして界壁の未施工を発見できないように、天井裏で不具合が発生した時に天井裏に入っていける点検口がついてなかったとの事、もうこうなったら悪質な行為と言わざる得ないですね。 まだ不幸中の幸いといいますか、界壁がないのに天井に点検口が取り付けられていたら、天井裏に上ってお隣の住戸に不法侵入できてしまうという恐ろしい行為ができてしまったんです。窃盗や傷害、盗聴事件が起こっていたかもしれません。 やはり、仕上がりの見た目は確かに重要ですが、仕上がる前の中身も少しは重要視してみてはいかがでしょうか?前述のことに限らず、建物は耐震性能、断熱性能、空気環境が大事だということは間違いないと思います。    

Passive
House

サンエムが建てるパッシブハウス

注文住宅家づくり資料・コンセプトブック

資料請求

これまでの事例や、サンエム建設の家づくり品質をご紹介する資料などを無料でお送りします。ぜひご家族で家づくりの参考にされて下さい。