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注文住宅
2019.02.08

狭小住宅 基礎工事2

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

コンクリート基礎の鉄筋設置が完了しました。 今回は高基礎(H=1320)なので基礎立ち上がり部分に土圧(土の重さが基礎にかかる圧力)が通常基礎よりもかかるので、基礎立ち上がりの幅寸法をワンランク広くして土圧に耐えるように設計しました。でも立ち上がりの幅だけ広くしても、コンクリートの中に入る鉄筋も同じように太くかつ多く設置しないとだめです。 コンクリートは押さえつけられる力(圧縮力)には非常に強いのですが、引っ張られる力(引張力)には弱いんです。逆に鉄筋は圧縮力には非常に弱いのですが、引張力には非常に強いんです。それぞれの部材の長所を生かして相乗効果を生み、鉄筋コンクリートの基礎や建物が造られているんです。ですから鉄筋の入っていないコンクリート基礎や、鉄筋だらけでコンクリートが不足している基礎は、地震が来た時に意外ともろいのかもしれません。 私の長~い現場監督時代の経験から言わせてもらいますと、昭和56年以前に建築(築37年以上)された住宅はコンクリートの基礎の中に鉄筋が入っていない住宅がほとんどで、法改正により昭和56年以降基礎の中に鉄筋を設置し始めました。 今や基礎も構造計算をする時代、しっかりした基礎を施工する建築会社に家づくりをお願いしてください。

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